外事警察 2021 11 28

書名 警視庁公安部外事課
著者 勝丸 円覚  光文社

 高級官僚がバーでつぶやく。
「好みのタイプは、俳優の〇〇だ」
 数日後、立ち寄ったバーで、
通勤電車の車内で、
行きつけの居酒屋で、
俳優の〇〇に似ている女性が現れる。
 機密情報を持っている政治家や官僚は、
危機感が本当に希薄だと思います。
 東京から通勤圏内にある地方都市。
買い物に出かけたら、背が高い白人と遭遇する。
「なんで、こんなところに白人がいるんだ」と思う。
 そんなことをすぐに忘れて、
商業ビルの雑貨屋に入る。
 ふと、振り向いたら、あの白人が立っていた。
「俺を殺しに来たのか」
 これは、映画007の見過ぎです。
本当に殺しに来たならば、アジア人を使う。
白人では目立ちすぎます。
 これの意図は、意識戦略です。
ある意味、警告のようなものです。
 こうしたことが嫌ならば、
街を歩いている時は、
まめに後ろを振り向く。
 実にシンプルですが、
「スパイ」には有効だと思います。
 99%の人が大きな音でもしない限り、
後ろを振り向くことはないでしょう。
 さて、某国が実質的に経営していると思われるバーで、
意図的に俳優の〇〇が好きだとつぶやく方法があります。
 数日後、どのような変化が現れるか。
バーの素性がわかります。
 情報は守るだけでなく、
意図的に偽情報を流すという方法があるということを
本で読んだことがあります。




















































































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